がんは「治らない病」ではなくなりつつある。新たな報告書で、がん患者の約7割が診断から5年以上生存していることが明らかになった(shutterstock)

がん患者の7割が5年以上生存 新報告書

がんと診断された人の多くが、診断から5年以上生存する時代が、初めて現実のものとなった。これは、これまでの数十年と比べて大きな前進だ。

この成果は、アメリカのがん統計をまとめた「Cancer Statistics 2026」と題する報告書で明らかになった。同報告書は、がん分野の権威ある医学誌「CA: A Cancer Journal for Clinicians」に最近掲載され、アメリカにおけるがんの生存率が大きく改善していることを示している。

アメリカがん協会(ACS)の上級科学ディレクター、レベッカ・シーゲル氏は声明で、「現在では、がんと診断された人の10人中7人が5年以上生存している。1970年代半ばには、その割合は半分に過ぎなかった」と述べた。シーゲル氏は、この改善の背景として、数十年にわたるがん研究の積み重ねにより、医師がより効果的な治療手段を手にするようになったことを挙げている。

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