2026年1月15日、米ニューヨークの国連本部で開かれた国連安全保障理事会のイラン情勢をめぐる会合で発言する、ジャーナリストで政治的反体制活動家のマシフ・アリネジャド氏(Michael M. Santiago/Getty Images)

イラン高官 トランプ氏への危害を示唆

アメリカは15日、全国規模の抗議活動を武力で弾圧したとされるイラン政府関係者を対象に、新たな制裁を発表した。制裁対象には、イラン最高国家安全保障会議の事務局長が含まれており、暴力的な弾圧への関与や、石油収入を資金洗浄によって処理した疑いが指摘されている。

デモ活動の最中、17歳のアリレザ・セイディさんはイラン治安部隊に銃撃され死亡した。葬儀の場では、悲しみに包まれた遺族や参列者が一斉に「ハメネイは倒れる」「死ね」と叫び、深い怒りを最高指導者ハメネイ師に向けた。悲嘆の葬儀は次第に大規模な抗議行動へと発展した。

こうした中、アメリカはイラン政府関係者に対する新たな制裁措置を打ち出した。ベッセント米財務長官は15日、最高国家安全保障会議事務局長のラリジャニ氏を含む18人のイラン高官が、平和的な抗議活動に対する暴力的弾圧を主導し、さらに数十億ドル規模に上る石油収入を資金洗浄によって処理したと明らかにした。

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