地政学リスク、外貨準備の多角化、FRBの金融緩和が米ドルの下落圧力に寄与
米ドル 2003年以来最大の年間下落率の見通し
いわゆる「サンタクロース・ラリー」が株式や貴金属に年末の利益をもたらした一方で、米ドルは、さほど振るわなかった2025年を締めくくるにあたり、サンタから「石炭の塊(期待外れの贈り物)」を受け取ることとなった。
主要通貨に対するドルの価値を示す米ドル指数は、2003年以来で最大となる年間下落率を記録する勢いである。
今年、同指数は10%下落した。そのダメージのほとんどは、指数が約11%急落した2025年上半期に集中している。一方、連邦準備制度理事会(FRB)が主要な貿易相手国との取引状況を反映して算出する「貿易ウェイト指数(実効ドル指数)」も、約7%下落した。
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