エポックタイムズ/Shutterstock

ほてり・腰痛にも? 広がるガバペンチン処方と注意点

ほてり、腰痛、不眠――これらの症状に共通する点は何でしょうか。近年、こうした症状に対して、同じ処方薬であるガバペンチンが用いられるケースが増えています。

この抗てんかん薬は、てんかん発作の患者が急増したわけではなく、医師がアメリカ食品医薬品局(FDA)の承認を受けていない用途、いわゆるオフラベルで数多く処方していることにより、静かに全米で5番目に多く使われる薬となりました。

現在では、依存性や長期的な認知機能への影響を懸念する声も高まり、専門家の間では、この薬の使用について、より慎重な監視が必要かどうかが議論されています。

 

▶ 続きを読む
関連記事
自閉症は一つではなかった――。最新の国際研究が、早期診断と遅発診断で遺伝背景や発達経路が異なることを解明。支援やスクリーニングの在り方を見直す重要な知見です。
むずむず脚症候群はパーキンソン病リスクと関連する一方、治療薬が発症を抑える可能性も示されました。最新研究が明かす両疾患の意外な関係と、正確な診断の重要性を解説します。
抜け毛や白髪は年齢だけの問題ではないかもしれません。中医学では、髪の状態は「腎のエネルギー」と深く関係すると考えられています。下半身の簡単なストレッチが、髪の健康を支えるヒントになる可能性も。
髪は見た目以上に多くを語ります。ストレスや栄養状態、環境曝露まで記録する“健康の履歴書”としての可能性と限界を、最新研究と専門家の視点から読み解く注目記事です。