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専門家直伝:6週間保存してもレタスが傷まない方法

レタスなどの新鮮な野菜をまとめて買い置きする人も多い一方で、冷蔵庫に入れてもすぐに傷んでしまうのではと心配する声もあります。そうした疑問に対して、専門家が正しい保存方法を紹介しました。この方法を使えば、レタスが6週間傷まず、萎びたりカビが生えたりしにくくなるとされています。

イギリスの「デイリー・ミラー」紙によると、アメリカの食品保存の専門家であり作家でもある「The Cross Legacy」サイト創設者のエイミー・クロス氏は、食品を購入する際に無駄を出さない方法をよく紹介しているそうです。彼女が推奨するレタスの保存方法は以下のとおりです。

クロス氏によれば、スーパーでまとめ買いしたレタスの中には、食べる前にしおれたり枯れてしまったりするものがどうしても出てしまい、腐り始めた葉っぱが周りにも影響を及ぼし、まるで「どちらが先に枯れるか」の競争になってしまうといいます。

レタスを6週間ほど鮮度よく保つためには、冷蔵庫に入れる前の準備が重要です。まず、水とお酢を混ぜた液体にレタスを浸して、菌や汚れを取り除きます。

レタスの根元を切り落とし、流水で軽く洗った後、水に約60mlのお酢を加えたボウルに2分ほど浸します。

その後、葉を1枚ずつはがして流水でよくすすぎ、残っている汚れを落とします。また、湿気はレタスを傷める大きな原因になるため、ここでしっかり水分を取ることが大切です。

レタスを乾かすには、洗ったレタスをキッチンペーパーの上に数時間置いて自然乾燥させるか、「サラダスピナー(野菜水切り器)」を使って水気を飛ばします。

サラダスピナーは葉物野菜の水切りに使う調理器具で、AmazonやIKEAなどで購入できます。

クロス氏は、レタスが完全に乾いたらガラス製の容器に入れ、上にペーパータオルを敷いて保存する方法を推奨しています。ペーパータオルが余分な水分を吸収し、レタスの鮮度を保つのに役立つとされています。

ガラス容器はプラスチック製に比べて温度変化に強く、食品の鮮度保持に適しているといわれます。なお、密封できるプラスチック容器も食品保存に使用できますが、こちらもAmazonなどで購入できます。

クロス氏によれば、実際に行ったテストでは、ガラス容器を使用した場合、レタスも他の野菜も6週間保存できたとされています。密封できるプラスチック保存袋を使う方法もありますが、保存期間はより短くなる傾向があると示されています。

「いつでも新鮮なサラダを楽しめるように、レタスの保存に少し手間をかける価値は十分にあります」とクロス氏は述べています。

(翻訳編集 正道勇)

林清