フロリダ州マイアミで看護師がCOVID-19ワクチンを手に持っている様子 Joe Raedle/Getty Images

新型コロナワクチンと小児死亡の関連を指摘 FDA内部文書

エポックタイムズが入手したアメリカ食品医薬品局(FDA:Food and Drug Administration)の内部文書によれば、同局ワクチン安全部門のキャリア科学者らは、新型コロナウイルスワクチン接種に関連すると考えられる小児死亡例を「少なくとも10件」確認したとしている。

この内部文書は、FDA傘下の生物製剤評価・研究センター(CBER:Center for Biologics Evaluation and Research)所長ヴィナイ・プラサード博士が2025年11月28日付で作成したもので、同局が初めて、ワクチンが子どもに致命的な害を及ぼした可能性を認めたことを意味するとプラサード博士は述べている。

この内部文書は、生物統計および薬剤監視室の職員による分析結果を示しており、2021年から2024年にかけてワクチン有害事象報告システム(VAERS)に自主的に提出された96件の死亡報告を検討した。その結果、少なくとも10件が「ワクチンとの因果関係が高い、または可能性がある」と評価されたという。

▶ 続きを読む
関連記事
ファイザー社の開発中のmRNAインフルエンザワクチンに、FDA長官は「効かない製品は承認しない」と明言。論文から不利なデータが除外されていたとして、学術的な誠実性の欠如も批判されている
新しい調査によると、アメリカの成人の大半が、今年秋に更新された新型コロナワクチンの接種を望んでいないことが分かった。
米CDCは「ワクチンが自閉症と無関係」という従来の主張を撤回し、完全に否定する科学的根拠はないと公式に表明した。
新型コロナワクチンを巡る副反応報告数の異常な増加と、それに対する政府や審議会(検討部会)の対応に対し、市民の間で独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)および厚生労働省に真実の究明と制度の刷新を求める声が高まっている