(Kirill Kudryavtsev/AFP via Getty Images)

Xの新機能で中国本土アクセスが露呈 プロパガンダ疑惑に専門家警鐘

Xが11月22日に導入した最新機能により、アカウントの「最近の接続地域」が表示されるようになったことで、長年「海外在住」を自称してきた中国語アカウントが大きな注目を集めている。多くのユーザーが、これらのアカウントがVPNを使用せずに中国本土からログインしていることを指摘した。

専門家はこの現象について、中国共産党(中共)政府公認の人員、場合によっては受刑者を含む許可を受けた人員が運行している可能性が高いと見ている。

この新機能では、ユーザーは任意のアカウントについて「アカウント作成日」「過去のユーザー名変更履歴」「アプリが最後に接続した地域」などの基本情報を確認できる。IPアドレス全体は表示されないが、VPNの使用有無は示される仕様となっている。

▶ 続きを読む
関連記事
FBIの機密解除文書で、米民主党のスウォルウェル下院議員が中国国家安全部と関係が疑われる女性との肉体関係を認めたとされる。米政界を狙う長期的な情報工作の実態が改めて注目されている
豪コンサル企業を模した偽サイトが、米政府・軍関係者らを標的にした中国情報機関系の勧誘工作に使われた疑いが浮上。FBIは関連する13ドメインを差し押さえた。日本でも類似の接触への警戒が必要だ
中国本土との関係が疑われる攻撃者が、複数のAIエージェントを連携させた自律型攻撃システムで台湾政府機関を標的にした疑い。85機関に侵入し、2500件超の人事情報を取得した可能性がある
カナダ国籍の中国系女性を、NATO欧州連合軍最高司令部は第三国のためにスパイ活動を行った疑いで拘束した。過去の就職申請で確認していた不正行為と、カナダの安全審査制度の問題点を探る
フランス海軍の元ラファール戦闘機パイロットが、中共への機密情報提供の疑いで正式捜査の対象となった。欧米の元戦闘機パイロットを狙う中共軍の人材獲得の実態を追う