11月20日、午後4時から約20分間、茂木敏充外務大臣は、ジョージ・グラス駐日米国大使の表敬を受けた(提供:外務省)

グラス米大使が茂木外務相を表敬 日米同盟強化と中国の「経済的威圧」へ全面支持を表明

11月20日、茂木敏充外務大臣はジョージ・グラス駐日米国大使の表敬を受け、約20分間にわたり会談した。外務省が発表した内容によると、茂木大臣はグラス大使がこれまで日米関係の発展に果たした貢献に対し謝意を伝え、今後も日米同盟をさらに高みへ引き上げるため協力していきたいと述べた。これに対しグラス大使は、米国として日米同盟に対する揺るぎないコミットメントを改めて示した。

両者は、最近のトランプ大統領の訪日成果も踏まえ、幅広い分野での日米協力や現在の地域情勢について意見を交換した。

グラス大使は会談後、記者団に対し中国の対応を「典型的な経済的威圧」と非難し、米国は日本を全面的に支持する姿勢を強調している。

▶ 続きを読む
関連記事
頼清徳総統は、訪台した日本の国会議員団と会談し、サプライチェーンのリスクや経済安全保障を巡り、日台の連携を一層深める必要性を強調した。
高市総理は著名クリエイターらと意見交換を行い、日本文化の世界発信を表明。外交現場で実感した「コンテンツの力」を背景に、550億円の基金を活用し、成長戦略として産業を強力に支援
日本とメルコスールは「戦略的パートナーシップ枠組み」を創設。貿易やGX分野で協力を深め、未来志向の経済関係を築く堅固な基盤を提供する。年明けには初会合を予定し、将来の経済連携に向けた議論を加速させる
12月、IAEAタスクフォースが第5回目となる安全性レビューのため訪日。放出実績の議論や現地調査の結果、安全が改めて確認された。今後も透明性の維持と国際的な理解促進が進められる
高市首相は中央アジア5か国と初の首脳会合を開催した。「東京宣言」を採択し、3兆円規模のビジネス目標やODA締結を含む「東京イニシアティブ」を立ち上げ、互恵的なパートナーシップの新時代を切り拓く