カリフォルニア州フリーモント市にあるテスラのビル。(周容/大紀元)

テスラ 米国製EVから中国製部品を全面排除 米中摩擦で供給網見直し本格化

アメリカと中国の貿易摩擦や地政学リスクが高まるなか、自動車最大手テスラは、アメリカ製EVから中国製部品を全面的に排除する方針を打ち出し、サプライチェーンの見直しを本格化させている。GMなど他社にも同様の動きが広がり、業界全体で調達先の多角化が加速している。

テスラはアメリカ内で生産される車両から中国製部品を排除するよう、サプライヤーに求め始めている。

米紙『ウォール・ストリート・ジャーナル』によると、事情に詳しい関係者の話として、テスラは今年初め、アメリカ生産車に中国製部品を使用しない方針を固めたという。既にテスラとサプライヤーは、一部の中国製部品を他国製のものに置き換えている。複数の関係者によれば、テスラは今後1〜2年以内に残るすべての部品を中国以外で生産されたものに転換することを目標としている。

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