上海半導体器件研究所が清算完了 計画経済期の科学研究体制に終止符
裁判所による清算手続きが完了し、上海半導体器件研究所の法人資格がまもなく抹消される。計画経済時代に設立されたこの研究機関は、最終的に資金の枯渇と運営停滞により終焉を迎えた。業界関係者は、同研究所の終結は単なる個別事例ではなく、中国における半導体研究体制の全面的な縮小が続いていることを示すと指摘している。
中国共産党上海市第三中級人民法院の公告によると、上海半導体器件研究所は債務超過のため破産清算手続きへの移行が認可された。同研究所は1970年代に設立され、中国における初期の半導体プロセス研究の重要拠点であった。
清算公告によると、同研究所は長年にわたり実質的な業務を展開しておらず、安定した収入源がない。清算チームが職務を遂行する中で、現金資産は一切確認されず、申告された債権は1413万元(約2800万円)の1件のみであった。裁判所は10月30日に清算報告書を承認し、破産条件を満たすと認定した。
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