2025年11月8日、フィンランドのドライバー、カッレ・ロバンペラ(Kalle Rovanpera)とコ・ドライバーのヨンネ・ハルットゥネン(Jonne Halttunen)が、トヨタGRヤリス・ラリー1でレースを走らせていた。(Toshifumi Kitamura/AFP)

ケーニグセグ スーパーカーCEOがなぜトヨタ車で通勤するのか

ケーニグセグ(Koenigsegg)は、世界でも屈指の高級スーパーカーメーカーである。しかし、そのCEOは「スーパー」ではないトヨタ車で通勤しているという。一体なぜなのか。

「BUSAトゥデイ(11月8日付)」の報道によれば、スウェーデンの高性能スポーツカーメーカー・ケーニグセグは、独創的なスーパーカーで知られている。同社が手掛ける超高性能車の価格は驚くべきもので、モデルによって170万ドル(約2億6千万円)から365万ドル(約5億6千万円)に及ぶ。驚くべきことに、今年初めのInstagram投稿では、この高級ブランドのCEOであるクリスティアン・フォン・ケーニグセグ(Christian von Koenigsegg)氏が、トヨタ車で通勤している様子が紹介されていた。

トヨタは世界各地で人気の車種を数多く手掛けている。小型で耐久性の高いカローラ(Corolla)、実用的でパワフルなグランドハイランダー(Grand Highlander)、世界的なベストセラーであるRAV4などが代表的である。また、燃費に優れたハイブリッドカーのプリウス(Prius)や、走る楽しさを追求したスポーツカーのGRスープラ(GR Supra)などもラインナップしている。では、ケーニグセグCEOが愛用しているトヨタ車はどのモデルなのだろうか。

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