アメリカのトランプ大統領(中央)と中国共産党の習近平党首は、2025年10月30日に韓国で二国間会談を行った。(Andrew Harnik/Getty Images)

【紀元焦點】米中トップ会談後のレアアース覇権争いと供給網再編

トランプ大統領と習近平党首の会談をきっかけに、レアアースを巡る国際競争が新局面へ。中国の輸出規制は1年延期され、日米豪を中心に供給網自立化が加速。各国の駆け引きが世界の鉱物市場を大きく左右し始めている。

10月30日、韓国ソウルで開かれたトランプ大統領と中国共産党の習近平党首の会談が終了した。公表された合意リストは一見、緊張緩和を示唆する内容に見える。中国側は9項目の譲歩を提示し、米国側は4項目の措置を発表した。ホワイトハウスはこれを「大きな勝利」と強調したが、中共は慎重に履行している。しかし、レアアースという切り札はいまだ結論が出ておらず、表面上の休戦とは裏腹に、供給網再編の動きが水面下で進行している。  

韓国での会談後、米中関係には新たな局面が現れた。双方は激しい対立を避け、一定の妥協点を模索した。トランプ・習近平会談後、両国は複数の経済・貿易協定に合意した。ホワイトハウスは11月1日(土)、韓国で両首脳が達成した合意内容を公表した。その中で、中国側は9項目、米国側は4項目の行動をそれぞれ履行することで一致した。  

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