2025年9月24日、ミシシッピ州ブランデン(Brandon)の薬局棚に並ぶタイレノール製品。(ジョン・フレドリックス/大紀元)

トランプ大統領「妊婦と子どものタイレノール使用に制限を」 安全性めぐり再び注意喚起

アメリカのトランプ大統領は、妊婦や乳幼児へのタイレノールの使用制限を再び呼びかけ、ワクチン接種方法にも注意を促した。FDAや製薬企業の反応も含め、安全性に関する議論が続いている。

トランプ氏は10月26日、妊婦に対し「絶対に必要な場合」を除き、一般的な鎮痛薬であるタイレノール(Tylenol、一般名アセトアミノフェン)の服用を避けるよう再び呼びかけた。さらに、幼児への服用もできる限り控えるよう求め、一部のワクチンは分けて接種することを推奨した。

トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル(Truth Social)」に次のように投稿した。

「妊婦は、絶対に必要な場合を除き、タイレノールを服用してはならない。ほとんどの状況で、乳幼児にタイレノールを与えてはならない。麻疹、おたふく風邪、風疹(MMR)ワクチンは完全に分けて3回の注射で接種すべきであり、混合してはならない」「水痘ワクチンは単独で接種すること。B型肝炎ワクチンは12歳以上で接種すべきである。そして最も重要なのは、ワクチンを5回に分けて接種することである」

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