デンマークの研究によると、痩せすぎの人は太りすぎの人よりも早死にするリスクが高いことが分かった。(Shutterstock)

痩せすぎは寿命を縮める? 最新研究が示す意外な真実

完璧な標準体型の人は少なく、ほとんどはやや太めかやや痩せているかのどちらかで、程度が異なるだけです。もし選べるなら、少し太めか、痩せている方かどちらを選びますか? 最近の研究では、少し太っていても寿命は縮まないが、痩せすぎは縮む可能性があることがわかりました。痩せすぎの早死リスクは、太りすぎよりもはるかに高いのです。

デンマークのこの大規模研究は、体重と健康に関する長年の仮説に挑戦し、身体質量指数(BMI)の「正常」範囲の上限と比較し、過体重や中程度の肥満が必ずしも死亡リスクを高めないことを明らかにしました。

実際、低体重や、いわゆるBMIの健康範囲の下限にある人は、早死リスクがより高くなります。

▶ 続きを読む
関連記事
同じ「過食」でも理由によってGLP-1薬の効き方は大きく変わる――外部刺激型は効果大、感情型は伸び悩む最新研究の驚きの結果とは。減量成功に欠かせない心理面のサポートや依存との関係まで深掘りします。
ココアは「太る甘い飲み物」ではなく、炎症を抑え、心血管を守り、記憶力や気分、体重管理も助ける可能性のあるスーパーフードです。砂糖や脂肪を控えた高カカオのココアを、毎日少し取り入れることがポイントです。
ダイエット成功の鍵は、量を減らすことではなく代謝の根本を整えること。水溶性食物繊維で腸を整え、中医学の健脾祛湿で巡りを改善。牛肉とトマトのスープは、無理なく続けられる理想の痩せメニューです。
高たんぱく食が健康の近道と思っていませんか? 実は食べ方を誤ると老化を早める可能性も。栄養士が教える、たんぱく質と炭水化物の正しいバランスとは。