地中海式の食事で歯周炎が減る? 科学者が関連性を解析
現代人は、ストレスや不規則な生活、食生活のバランスの崩れにより、身体や口腔に健康上の警告サインが現れることが多くなっています。イギリスのある新しい研究では、地中海式の食事に近い生活習慣を実践している人は、歯ぐきがより健康で、歯周炎などの口腔疾患にかかるリスクも、明らかに一般の人より低いことが示されています。
歯周炎は、微生物によって引き起こされる人間の免疫反応と関連のある疾患であり、歯周組織や骨を破壊し、重症化すると歯の脱落を引き起こすこともあります。研究では、微生物や物理的損傷が歯ぐきの免疫システムを活性化させ、「高感度C反応性タンパク質」などの炎症性バイオマーカーを生成させることが判明しています。
しかしながら、これまでのところ、免疫系の活性化が完全に歯周炎によるものなのか、それとも食事など他の要因によるものなのかは明らかではありませんでした。これらの問題は、学界で長年注目されてきた焦点の一つです。
関連記事
身近なお茶として親しまれるルイボスティーに、脳の健康を守る可能性があることをご存じですか?炎症や酸化ストレスとの関係から、科学的にどこまで分かっているのか、赤と緑の違い、効果を引き出す淹れ方まで詳しく紹介します。
ハーブは飾りではなく、栄養豊かな「食材」にもなります。ペルシャ料理に学ぶ、抗酸化物質とポリフェノールを毎日の食事で増やす工夫を紹介します
ナスは油を吸うだけの野菜ではありません。紫の皮の抗酸化成分、血圧・血糖・腸との関係、栄養を生かす調理と保存のコツを解説します
玉ねぎは生がいい?加熱がいい? 栄養を生かす食べ方、紫玉ねぎと白玉ねぎの違い、胃腸にやさしい調理法を紹介します
ステーキより安いレバーに、実は豊富な鉄分やビタミンが。捨てていた部位を見直すと、食費にも体にもやさしい食べ方が見えてきます