The Epoch Times, Shutterstock, Getty Images

短期間のホルモン補充療法で骨折リスクが上昇か

ヤナ・ヴィノグラドヴァ氏は、ホットフラッシュがなくなったり、他の理由で薬を中止するという一般的な方針のもと、ホルモン補充療法をやめた女性の骨に何が起こるのかを知りたいと考えていました。

ノッティンガム大学の数学者でホルモン補充療法研究者でもあるヴィノグラドヴァ氏は、友人がホルモン補充療法を服用する予定だと知ったことをきっかけに、一次医療データを掘り下げてその答えを探る動機を得ました。その友人はホットフラッシュなどの症状はなかったものの、ホルモン補充療法によって閉経後の女性の骨が強くなるという証拠に納得していました。

医学誌『The Lancet Healthy Longevity』に掲載された、ヴィノグラドヴァ氏による25年間にわたるイギリスの患者記録の分析では、ホルモン補充療法と骨の強度に関する一般的な認識に小さな問題があることが明らかになりました。5年未満のホルモン補充療法使用は、ホルモン補充療法を使用したことのない女性に比べて、骨折リスクを高めるというのです。

▶ 続きを読む
関連記事
年齢とともに太りやすくなるのは、代謝が落ちるから? 実は、筋肉量や活動量、睡眠などの変化が関係しています。中年期の体重増加の理由と、無理なく続けられる対策を紹介します
夜中に何度もトイレで目が覚めるのは、なぜでしょうか。中医学が考える夜間頻尿の原因と、ツボ押しや生活習慣の見直しなど、自宅でできるケアを紹介します
耳垢は汚れではなく、耳を守る大切な仕組みです。掃除しすぎの注意点と、受診すべき耳のサインを解説します
重いギプスで固定する時代は終了?骨折治癒の最前線では、適度な運動による血流増加や、最新の可動式装具を活用した統合的アプローチが主流となっています。冷やす期間の見直しやタンパク質などの栄養ケア、骨粗しょう症のサインとしての警告まで分かりやすく整理しました。
寝返りを打っただけで、突然ぐるぐるめまいがすることがあります。原因は、耳の中の小さな「石」かもしれません。