中国本土では連休が8日間(10月1日~8日)と長く、全国の高速道路や主要観光地は観光客であふれ返った。(動画よりスクリーンショット)

中国の大型連休 ホテル・民宿業者は「赤字で悲鳴」

中国本土では連休が8日間(10月1日~8日)と長く、全国の高速道路や主要観光地は観光客であふれ返った。しかし、そのにぎわいとは裏腹に、観光地周辺のホテル、民宿、旅行会社の経営者たちは「実際は赤字だ」と口をそろえて嘆いている。人は多いが、全く儲からないどころか損失を出しているという。

中国の金融・ビジネス・職場事情に詳しい著名セルフメディア「金融八卦女」の報道によれば、旅行業界関係者3名の証言から、今年の連休は「商売にならず、むしろ損失だった」という声が多く聞かれる。値下げが当たり前となり、宿泊率は著しく低迷し、最もショックだったのは「一夜にして観光客が消えた」という現象であった。これは一部地域に限らず、広範囲で共通する傾向であった。

たとえば、広東省の有名観光地近くにあるホテルでは、宿泊率はわずか3割にとどまった。ホテル経営者の阿強氏によると、大型連休期間中に台風が広東省に上陸し、10月1日~6日までずっと雨天が続いた。つまり、連休の主要な旅行日程はすべて台無しになったという。

▶ 続きを読む
関連記事
SNSの転送25件で懲役7年半の求刑。一方、数億円を貯め込んだ汚職官僚には寛大な新基準を適用。中国で加速する「官に甘く民に厳しい」司法の歪み
中国では暴力事件が1日数百件発生すると消息筋が証言。公式発表との間に大きな乖離があると指摘する
4月22日、重慶発クアラルンプール行きのエアアジア便で、機内で大声で通話していた女性乗客が、隣席の乗客から注意を受けて口論となり、警察によって降機させられた。この影響で同便は1時間以上遅延し、一部の乗客は乗り継ぎ便に間に合わないという
中国の病院で臓器ドナーの確保を医師の査定基準とする動きが広がり、波紋を呼んでいる。献血やドナー提供が昇進に直結する異常な評価制度に、失踪事件への関与を危惧する市民からは「非人道的だ」と非難の声が上がる
中国経済の減速が鮮明となり、外資撤退や民間企業の不振が雇用環境を悪化させている。若者の就職難と低賃金が深刻化し、消費控えも拡大。社会全体に先行き不安が広がるも、打開策は見いだせていない