中華民国(台湾)国家安全局は、中国共産党(中共)による台湾浸透工作の5つのパターンを公表した。中共は台湾を拠点とするマフィア集団に対し、武力で台湾を統一する際に中華人民共和国旗を掲げて寝返りを起こし、要人の狙撃を行うよう指図していた。写真は、台湾警察当局がマフィア集団を連行する様子(中央通信社)

市民への強制法執行をためらわない中国共産党の本性

台湾の現在の政治情勢は不安定だ。専門家は、武力統一にせよ、スパイや賄賂といった手段(統一戦線工作)にせよ、中共が中華民国を滅ぼそうとする歴史が再び台湾で繰り返されていると指摘する。約70年前、中共はまさに同じ手法で大陸を乗っ取り、共産陣営の本陣として中華民族、人類に大きな災難をもたらした。

今や、中共は台湾収奪のための5つのステップを準備している。すでにインフルエンサーの中にも、台湾で革命の旗を掲げ、「台湾人を中国人(ここでは中共国民の意)に変える」と大胆な発言をした者がいる。

共産主義が台湾を飲み込まないことを願うばかりだ。中共による浸透工作を防ぐには、中共の本性を暴き、多くの人に中共が普通の政権ではなく国家の顔をした裏社会の組織であることを知ってもらうほかない。

▶ 続きを読む
関連記事
母親はどれほど絶望すれば、自らの手で我が子を落とし、自らも続くのだろうか。中国・杭州の陸橋から。
AIを悪用した「返金詐欺」が中国で爆発中。活きた蟹がAIで「死亡加工」され、買い手が拘留。業者が次々つぶれる勢いだという。
内モンゴル自治区フフホト市の商業ビルで発生した大規模火災をめぐり、インターネット上に拡散した映像と当局の発表内容が大きく食い違い、情報隠蔽ではないかとの疑念が広がっている。住民の被害状況は依然明らかになっていない
中国でまた高校生のいじめ死が発生。「孤児だ」と半年以上侮辱され続けた17歳の少年。遺族は棺を校門に運び「真相を明らかにしてほしい」と訴えている。 いま中国で何が起きているのか。なぜ子どもを守れない社会になってしまったのか。
灰皿をタグにする国、中国。理由は「着て返す客」が多すぎたから。通販の闇がここまで深いとは。