(Photo by Feng Li/Getty Images)

東京国際合唱コンクールで台湾チームに「チャイニーズタイペイ」強要 中共が目論む「一つの中国」

7月25日から27日にかけて東京都内で開催された「東京国際合唱コンクール」で、中国の参加団体からの圧力により、会場内の国旗が撤去され、台湾の合唱団が「チャイニーズタイペイ」として紹介される事態が発生した。

中国共産党は「一つの中国」原則を国際社会の“常識”として定着させることを目指し、経済力・外交圧力・政治的影響力を駆使してその影響範囲を拡大している。

フォーカス台湾によると、「中国からの参加チームの一つが中国共産党との関係が強く、他の中国の団体に対し『このまま国に帰ったら子供たちが攻撃されるかもしれない』などといった内容を伝え、27日に出場する3団体が連携して、国旗の撤去と台湾の名称の変更を要求するなど、児童合唱団の関係者が他の中国チームにも圧力をかけていたという。

▶ 続きを読む
関連記事
中共系企業が提供する安価な5G通信網。その裏では、各国を技術・資金・インフラ面で依存させる「シリコン・カーテン」が広がっている。ファーウェイ問題や一帯一路を通じて進む「デジタル属国化」の実態を分析する
最近、中国版のTikTok、抖音(ドウイン)では「深夜の造反」と呼ばれる現象が現れている。市民が隠喩的な文章で、特定の時間帯に中国共産党への不満を投稿している。
中共元国防相だった李尚福と魏鳳和が、4月7日、死刑判決を受けた。中国問題研究者の袁紅冰氏は、台湾海峡有事をめぐる見解の違いや、習氏への忠誠を疑われたことが処分の一因だとの見方を示している
米国が制裁を科したイラン産石油輸入関連の中国製油会社に対し、中共は口頭では「反撃」姿勢を示す一方で、水面下では国内銀行に当該企業への新規融資停止を密かに命じていたことが明らかになった。
昨年11月、高市早苗首相が「台湾有事論」を表明して以降、日中関係は急速に悪化した。日本メディアの調査によれば、中国の複数の大学が「国が認めていない」との理由で相次いで訪日交換留学プログラムを取り消しており、学生の中には「悲しくて一晩中眠れなかった」と訴える者もいる