7月21日、台北の国立台湾大学同窓会館で、反共台湾擁護義勇連盟が「善と悪、黒を一掃する――726全国リコールで台湾を守る」と題した記者会見を開催した。(宋碧龍/大紀元)

台湾で異例のリコール投票へ 親中国民党議員の24人が対象

台湾では7月26日に、立法院(国会)に所属する国民党の立法委員24人の去就を問うリコール(罷免)投票を実施する。「中国共産党寄り(親中共)」と批判されてきた議員らが対象で、有権者の審判が下される。

一方で、中国共産党(中共)の官製メディアは、国民党支持を打ち出す報道を次々と発信し、頼清徳総統が「緑色独裁(民進党による一党支配)」を進めていると非難している。ただ、国民党側は中共の過剰な関与が「むしろ逆効果だ」と警戒し、「これは台湾内部の問題だ」と距離を置く姿勢を示す。

ロイター通信によると、頼氏が昨年当選したものの、与党・民進党は立法院で多数派を失い途方に暮れた。その後、野党の国民党が議席優位を背景に、頼政権の反対する法案を相次いで可決し、台湾の防衛力強化を目的とした国防関連予算の削減なども進めてきた。

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