当時の中共指導者・胡錦濤(左)とロシアのウラジーミル・プーチン大統領が、2007年8月17日にチェバルクルで行われた上海協力機構の対テロ演習「ピースミッション2007」に先立ち、チェバルクル山脈の地図を見ている。Maxim Marmur/AFP via Getty Images

中共は19世紀にロシアに割譲された領土の奪還を狙っているのか?

昨年9月1日、『キャサリン・チャンのビュー』のインタビューで、台湾の頼清徳総統は、中国共産党(中共)が台湾を併合しようとしているのは「領土的一体性」を守るためではないと述べた。頼総統は、中共の行動は、軍国主義的な拡張主義の表れだと分析した。

中共の動機に疑問を呈する中で、頼総統は、近代史の重要な一幕を持ち出し、「もし本当に領土の一体性が目的なら、なぜ(中国は)アイグン条約で割譲されたロシア支配の土地を取り戻そうとしないのか?」と問いかけた。これは、1858年に清朝が署名し、満州の約60万平方キロメートルをロシア帝国に割譲した条約を指す。この面積は、台湾(約 3万6197 平方キロメートル)の約16.57倍にあたる。

インタビューの中で頼総統は、中国の台湾併合の動機は「ルールに基づく国際秩序の変革」と「西太平洋および国際社会での覇権の確立」にあると語った。あるロシアの諜報文書によると、中国から大量の軍事物資援助を受けているにもかかわらず、ロシアは中国を「敵」と見なし、ロシアの主要な情報機関であるFSBはその文書の中で、「中国の学者たちが、ロシア領に対する領有権主張の土台を築いていることを恐れている」と述べたと、デイリー・ミラー紙が報じた。この文書では、表面的には友好関係に見える両国の間で、陰では「緊張し、急速に進展する」諜報戦が展開されているとした。

▶ 続きを読む
関連記事
元武漢市長周先旺が党籍剥奪。11人の愛人、息子は防疫物資横流しで25億円不正。習近平の指示で感染隠蔽し、李文亮医師拘束。臓器摘出拠点の武漢で腐敗極まる
中国共産党の統計で2025年人口339万人減、出生792万人と300年ぶり低水準。経済苦・結婚難・職場不寛容が若者の出産意欲を削ぎ、実人口は10億人未満か
中国人民解放軍(PLA)が2026年の訓練サイクルを開始する中、中共政府は実地の軍事演習に加え、新型兵器を既成事実化している。
中共内部で反腐敗調査拡大、軍上層壊滅、欠席続出。地方官僚・軍幹部に恐怖走る。経済崩壊・社会抗議も連鎖、中共体制内側から崩壊加速
台湾内政部移民署は19日、中国による台湾統一を鼓吹する内容を動画投稿サイトに投稿していた中国人配偶者の女性について、長期居留許可を廃止したと発表した。女性はすでに今月中旬、自主的に台湾から退去した