ベッセント米財務長官 資料写真(Pete Marovich/GETTY IMAGES NORTH AMERICA/Getty Images via AFP)

アメリカ・ベッセント財務長官が初来日 関西万博米国パビリオン訪問へ

アメリカのスコット・ベッセント財務長官が、2025年7月17日午後、民間機で羽田空港に到着した。これはベッセント氏が財務長官に就任してから初めての日本訪問となる。

今回の来日は、今月19日に大阪で開催される「関西万博」のアメリカの「ナショナルデー」にあわせたものであると報じられている。現時点で、日米間の公式な関税協議の予定は公表されていない。しかし、一部の報道によれば、日本側の赤沢経済再生担当大臣が大阪への同行を検討しているという。また、18日にはベッセント財務長官が総理官邸で石破総理と面会する方向で調整が進んでいるとも伝えられている。

今回の来日には、来月1日に予定されている関税発動を前にした日米間の非公式な協議が行われるかどうかが注目されている。

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トランプ米大統領は4日、日本製品に一律15%の新関税を課す大統領令に署名した。7月に合意した日米通商合意に基づくもので、日本側は米国に5,500億ドルを投資するほか、自動車や農産物を中心に市場を開放する。
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日米が貿易協定で相互関税15%に合意。自動車や農産品など広範な分野で市場開放が進み、企業や市場も大きく反応。
石破茂首相は米ベッセント財務長官と会談し、関税問題など経済面の課題を協議。安全保障など幅広い分野で日米協力を強化する姿勢を双方が確認した。