日本が先進ミサイル国内生産へ 日米同盟強化
アメリカのRTX Corporationのレイセオン部門(以下レイセオン)と日本の三菱電機が、先進防空ミサイル「ESSM Block 2」の国内生産で提携を発表した。日本の防衛力強化と防衛産業の自立化、インド太平洋地域における日米同盟の抑止力向上が期待される。
今週、レイセオンは、日本の三菱電機株式会社と2億5千万ドル規模の契約を結び、日本国内での先進なミサイル生産権を三菱電機に付与した。この措置により、日本の海上防衛力と防衛産業の自主性が一段と高まり、日米同盟のインド太平洋地域における抑止力が強化されることになった。
協定の内容によれば、レイセオンは、三菱電機に対して、艦艇防空用ミサイル「ESSM(Evolved SeaSparrow Missile)」ブロック2(Evolved SeaSparrow Missile Block 2、以下ESSM Block 2)の部品、コンポーネント、技術支援を提供し、三菱電機が日本国内で組立を実施する体制を構築する。
関連記事
米国防総省は、迎撃ミサイルの生産能力を大幅に引き上げる。パトリオット向けは3倍、THAAD向けは4倍に増強。イランとの戦闘やウクライナ支援で在庫が減少しており、米軍は防衛産業の生産体制の立て直しを急いでいる
米海軍が射程460キロとされる新型超長距離空対空ミサイルAIM-424「マリス」の飛行試験を開始。F-35Cへの搭載やAIM-174Bとの役割、西太平洋の航空戦力バランスへの影響を解説する
トランプ氏が米海軍の最新鋭空母で、電磁式カタパルトを取りやめ、旧来の蒸気式への回帰を指示した。中国共産党政権が海軍力を急速に増強する中、なぜ「最新技術」から逆行するのか。背景には、電磁式の信頼性をめぐる長年の問題がある
トランプ米大統領は13日、米海軍に対し、航空母艦から戦闘機を発艦させる際、最新の電磁式カタパルトではなく、蒸気式カタパルトを再び使用するよう命じる国家安全保障覚書に署名した。
衛星1基を撃ち落とす「一対一」から、衛星網全体を無力化する「一対多」へ。レーザー、サイバー、電子戦が変える次世代の宇宙戦とは