10月27日、東京の党本部で演説する自民党の森山裕幹事長(Photo by TAKASHI AOYAMA/POOL/AFP via Getty Images)

自公幹事長 物価高対策で現金給付に合意 野党の消費税減税案に対抗

自民党と公明党の幹事長は10日、東京都内で会談し、物価高騰への対策として国民への給付を実施することで一致した。両党は、2024年度の税収増加分を財源とし、現金あるいはマイナポイントなどの形で国民に数万円を給付する案を軸に調整を進める方針を確認した。給付の具体的な金額や所得制限の有無、給付方法など詳細については、今後両党の政務調査会で協議される。

今回の合意は、長引く物価上昇が国民生活に大きな影響を与えていることを受け、迅速かつ即効性のある経済支援策が必要との認識でまとまったものだ。財源には新たな赤字国債は発行せず、税収の上振れ分を活用することで財政規律にも配慮する考えが示されている。

給付の対象については、全国民一律での支給案が有力視されているが、与党内では所得制限を設けるべきだとの意見もあり、今後の協議で最終決定される見通しである。支給額については「数万円」とされている。最終的な金額や支給時期は、2024年度の税収実績などを踏まえて決定される。

▶ 続きを読む
関連記事
高市早苗首相は7月29日、Xへの投稿で「社会保障国民会議」の中間とりまとめについて報告し、2029年度から導入する「給付付き税額控除」の概要を明らかにした。政府は、物価高や税、社会保険料の負担に直面する中所得・低所得者の負担軽減を「現下の最重要課題」と位置づけた
鈴木農林水産相は閣議後の記者会見で、米穀の需給と価格の安定に関する基本指針の策定に向けて食料部会を開き、政府備蓄米の買い戻しについて検討を進める方針を明らかにした。
自民党政務調査会のインテリジェンス戦略本部は28日、政府の情報活動強化に関する提言をまとめた。安全保障を目的に行政機関がメールや電話などの通信情報を収集する、いわゆる「行政傍受」の導入検討が柱の一つとなっている。
政府は28日午前、首相官邸で犯罪対策閣僚会議を開き、危険性の高いストーカー加害者にGPS機器を装着し、被害者への接近を通知する新たな保護措置の検討を盛り込んだ緊急対策を決定した
高市早苗首相は27日、首相官邸で記者会見を行った。特別国会は25日に閉会した。首相は飲食料品の消費税減税について、超党派の社会保障国民会議で結論を得た上で速やかに法案を提出する考えを示した