2025年3月24日、ソウル政府庁舎でのブリーフィングで発言する韓悳洙(ハン・ドクス)大統領代行 (Photo by Ahn Young-joon / POOL / AFP)

韓国のハン・ドクス大統領権限代行 6月の大統領選挙に臨むため辞任する意向

韓国の韓悳洙(ハン・ドクス)大統領権限代行首相は、6月3日に行われる大統領選挙に向けて準備を進めるため、5月1日に辞任することを発表した。韓国の聯合ニュースによると、韓氏は1日の午後に辞任の声明を発表し、2日に正式に立候補を表明する予定だ。

韓国の法律によれば、大統領候補者は選挙日の30日前までに現職を辞任しなければならず、韓氏は遅くとも5月4日までに辞任する必要がある。辞任後は、財務大臣の崔相穆(チェ・サンモク)氏が大統領代理を務めることになる。

75歳の韓氏は2022年から国務総理を務めており、昨年12月に当時の大統領尹錫悅氏が戒厳を宣言したことにより弾劾された後、代理大統領に就任した。韓氏は安定したリーダーシップと豊富な行政経験を持ち、多くの国民から支持を得ている。最近の世論調査では、韓氏が保守派の中で支持を集めており、韓国の与党「国民の力」の有力候補と見なされている。

▶ 続きを読む
関連記事
金正恩がプーチンへの書簡で「無条件の支持」を表明した。韓国大統領の訪中直後というタイミングもあり、中国のネット上では「米国を恐れてすり寄ったのではないか」と揶揄する声が相次いでいる
韓国の李在明大統領が訪中を経て13日に来日。経済修復を狙う訪中では中国の「離間工作」に直面したが、足元では日韓の政府・与党間交流が加速している。奈良での首脳会談を前に、日米韓連携の現在地と課題を展望する
韓国大統領の訪中。北京は韓国を日米韓の枠組みから引き離そうと楔を打ち込むが、北朝鮮問題での無策や技術盗用の懸念が壁となる。経済協力の裏に潜む情報流出のリスクと、揺れる東アジア情勢を分析
北朝鮮が4日早朝に弾道ミサイル2発を発射。防衛省は変則軌道の可能性を指摘。韓国大統領の訪中や党大会を控えた軍事力誇示の狙いがあると見られ、日米韓で警戒を強めている
北朝鮮の共産主義政権が米国との核外交再開を検討する党大会を前に、非弾道ミサイルが飛行した