4月15日、ホワイトハウスのレビット報道官が、ワシントンのホワイトハウスで行われた記者会見にて (Madalina Vasiliu/The Epoch Times)

ホワイトハウス 代表取材を交代制に 大手通信社の専属枠を廃止へ

米ホワイトハウスは15日、トランプ大統領を代表取材する記者団(プール)の構成を変更する方針を発表した。これまでAP通信、ロイター通信、ブルームバーグ通信の3大通信社に割り当てられていた固定的な取材枠を廃止し、今後は30社程度の報道機関が交代で取材にあたる形に変更するという。

プール記者団とは、限られた人数で大統領の日程に同行・取材し、その情報を他の報道機関と共有する体制のこと。ホワイトハウスでの会見や、大統領執務室での発言、さらには空軍一号(エアフォースワン)での移動中に代表して報道する役割を担っている。

従来、通信用の速報性が重視されるAP、ロイター、ブルームバーグの3社は、この枠を恒常的に確保し、迅速な報道を通じて世界中のメディアへ情報提供を行ってきた。ホワイトハウスの新たな方針では、これらの大手通信社も他の新聞・雑誌メディアと同様に、取材枠を交代制で共有することになる。

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