強風の接近に伴い、北京市内のスーパーでは野菜の棚が空となっている(ウェブページのスクリーンショットより)

北京に強風警報 スーパーの買い占めと物流の混乱発生

北京市は10年ぶりに強風オレンジ警報を発表し、市民による買い占めが発生した。物流や公共施設にも深刻な影響が及ぶ可能性が高い。

4月11日夕方から13日にかけて、北京市全域で広範囲にわたる強風が予測されている。市民は強風の到来を前に物資を大量に購入し、スーパーの棚から野菜が消えた。また、一部の市民は窓ガラスの破損を防ぐため、窓にテープを「米」字状に貼って対応している。

北京市気象台は4月10日、過去10年間で初となる全市的な強風オレンジ警報を発令した。

▶ 続きを読む
関連記事
中国河北省で発覚した「ホルムアルデヒド白菜」問題。告発者は2か月以上にわたり流通経路を追跡し、現場を撮影。「報復は怖い」と語りながら、食品安全の実態を明らかにした
日本で高齢者を助ける通行人に「助けちゃだめ」と叫ぶ中国人観光客の動画が再拡散。南京彭宇事件や最近の賠償トラブルから、中国で人助けをためらう社会不信の背景を追う
中国で、白菜を長距離輸送する前に防腐目的でホルムアルデヒド溶液に浸す様子を映した動画が最近拡散し、食品へのホルムアルデヒド混入問題が再び注目を集めている。中国産キムチや白菜を毎年大量に輸入する韓国など、周辺国でも懸念が広がっている。
中国の7月若年失業率は17.9%と過去3年の7月で最高水準に上昇した。1270万人の卒業生が就職市場に流入する一方、低賃金・不安定雇用が広がり、保護者からは「大学まで出した意味がない」との嘆きが出ている
中国河北省で白菜へのホルムアルデヒド使用が問題となるなか、2012年の官製メディア報道では、同様の鮮度保持が中国各地で行われ、業界の慣行になっていた実態を伝えていた