shutterstock
命の循環

「菜食主義からバイタリズムへ」 なぜ私は本物の食べ物、土、コミュニティのために、植物ベースの産業文化を離れたのか?

私は以前、ヴィーガニズムが気候変動や動物への残虐行為、さらには個人と地球の健康に対する解決策であると信じていました。ロサンゼルスで成功したヴィーガンシェフとして、私は動物製品を避けることが倫理的な生活の最も高い形だという考えに基づいて、レストランや評判、そしてライフスタイル全体を築いてきました。

私の環境への責任ある関りは、レストランから出る食品廃棄物を管理するためであり、それが自分の農場を始めるきっかけとなりました。私はセージ・ビーガン・ビストロの創設者であり、エグゼクティブシェフでしたが、最終的にはセージ・レジェネラティブ・ビストロと店名を変更しました。私は食の循環を変えたかったのです。食べ物を育て、人々に提供し、残り物を堆肥にし、健康な土壌を作ること。しかし、そのシステムに深く関わるにつれて、私が完全に信じていた物語の中に亀裂が見え始めました。

その土地に住み、自分の食べ物を育てることは、私に大きな変化をもたらしました。「倫理的な食事」という私が支持し、広めていた考えが、実際には多くの真実を欠いていることに気が付きました。アボカドを育てるために何が必要かを目の当たりにしました。木を生かすために何千匹ものリスを捕まえて殺さなければならなかったのです。また、私たちの「残虐行為のない」オーガニック肥料がどこから来たのかも学びました。血粉、骨粉、羽毛粉など、私たちがボイコットしているはずの同じ工業動物システムの副産物なのです。

▶ 続きを読む
関連記事
キャベツやブロッコリーが「デトックスのスイッチ」を入れる?身近なアブラナ科野菜に秘められた科学的根拠と、効果を引き出す簡単3つの食べ方を、今日から実践できる形でわかりやすく解説します。
ジャガイモは太る食材と思っていませんか?実は胃を守り、血糖をゆるやかに整え、減量にも役立つ可能性があります。効果を引き出す食べ方や注意点を、最新研究とともにわかりやすく解説します。
なんとなく気分が晴れないとき、食べ物が助けになるかもしれません。脳内物質に働きかける“幸せフルーツ”や発酵食品、オメガ3食材まで、気分を整える食のヒントを紹介します。
電子レンジに頼らなくても大丈夫。蒸し・エアフライ・直火の3つの方法で、残り物はもっとおいしくよみがえります。味や食感を守るコツから、食品ロスを減らす保存術まで、今日から試したくなる実践アイデアを紹介。
「薬の副作用が不安」「できれば自然な方法でケアしたい」――そんな人に注目される脱毛薬の代替策。DHTに働きかけるノコギリヤシや緑茶など、研究と専門家の見解から、自然由来アプローチの可能性と賢い選び方を解説します。