風邪のときに胸の痛みが現れた場合、それは心筋梗塞の兆候かもしれません(Shutterstock)

軽い風邪でも心臓発作のリスク! 既往歴に関係なく注意が必要

風邪をひくと、心筋梗塞のリスクを6倍に高めます。台湾の心臓内科医・劉中平氏は、新唐人テレビの番組『健康1+1』の中で、風邪をひいて呼吸困難、高熱が続く、心拍数が上がる、心臓に痛みを感じるなどの症状があれば、十分に注意するよう呼びかけています。

『ニューイングランド医学雑誌』が昨年発表した研究によると、オランダでインフルエンザウイルスによる風邪とPCR検査で診断された2万6千人以上の患者を調査したところ、心筋梗塞を発症するリスクは対照群の6倍に上りました。特に、これまでに冠動脈疾患で入院したことのない人では、心筋梗塞のリスクが16倍に跳ね上がっていたといいます。

風邪による心筋梗塞のリスク増加の理由はなぜでしょうか? 劉中平氏によれば、現在医学界ではその原因について研究が進められており、風邪によって炎症反応が起こり、それが血小板の活性化を引き起こし、血管内で血栓ができやすくなる可能性があると考えられています。

▶ 続きを読む
関連記事
「天然で安全」は本当?大規模研究が、メラトニンの長期常用と心不全リスク上昇の関連を示唆。睡眠サプリの思わぬ落とし穴と、賢い付き合い方を考えるための重要な一報です。
にんにくは血圧やコレステロールの改善、血管の柔軟性維持、免疫力アップに役立つことが研究で判明。がん予防に関する報告も。効果的な量や注意点まで、専門家の見解とともに紹介します。
ココアは「太る甘い飲み物」ではなく、炎症を抑え、心血管を守り、記憶力や気分、体重管理も助ける可能性のあるスーパーフードです。砂糖や脂肪を控えた高カカオのココアを、毎日少し取り入れることがポイントです。
初めての心不全・脳卒中の影に、実は99%以上が共通の4つの兆候を抱えていた――最新研究が示した「見逃しやすい危険信号」と、予防のために今すぐ見直すべき生活習慣をわかりやすく解説します。
胸痛は狭心症や心筋梗塞の前兆で、放置すれば命にかかわります。血栓を防ぐ薬膳2選と、心臓を守る4つの習慣を紹介。胸の痛みや息切れなどのサインを見逃さないことが重要です。