交差点で青信号を待つ人々(shutterstock)

パブリックコメントの応募件数が急増 政策に国民の声が反映されているのか

政府が政策や規則の策定過程で国民から意見を募る「パブリックコメント」制度において、応募件数が急増し、職員の負担が深刻化している。特に最近では、一部の案件で1万件を超える意見が寄せられる事態となり、現場の対応能力を超える状況だ。総務省はAIを活用して対応する模様。NHKなどが伝えた。

パブリックコメント制度は、2005年に行政手続法に基づき正式に導入された。政策案や規制案を事前に公開し、国民の意見を広く募集することで政策決定の透明性や公正性を確保することを目的としている。

近年ではSNSなどが発達し、意見提出方法や文案が共有されるケースが増え、一部では組織的な動員も確認されている。これにより応募件数が急増し、本来の「民意を反映する」という目的がかすむ懸念も指摘されている。人員不足や業務量の偏りも問題視されており、特に若手職員への負担が顕著だという。

▶ 続きを読む
関連記事
日本の公正取引委員会は25日、日本マイクロソフトの東京オフィスに立ち入り検査を実施した。調査は、同社が市場での優位性を利用し、顧客による競合クラウドサービスの利用を不当に制限した疑いを解明することが目的だ
政府は2026年中にも国外に住む親族を扶養する場合の税優遇措置「海外扶養控除」制度の実態調査に着手する方針。16歳以上の親族を養う納税者の所得税や住民税を軽くする扶養控除に関して調査する。結果次第では税制見直しの議論に発展する可能性がある
国連脱植民地化特別委員会(C-24)の事務手続きを利用し、沖縄を日本から切り離す「複合法律戦」が進行中だ。定義なき言葉を武器に日本の主権を削り取る見えない戦争の実態と、日本が取るべき反撃策に迫る
高市早苗首相は国会で25日、現役世代の社会保険料負担の引き下げについて「重要」と明言した。少子化が想定を上回る速度で進む中、現役世代の経済的負担の軽減は喫緊の課題となっている。
24日、第2回経済財政諮問会議が開催された。本会議では「責任ある積極財政」に向けたマクロ経済運営と、大学改革・スタートアップ支援を軸としたイノベーション促進策について議論が行われた