3月9日、ホワイトハウスに到着したイーロン・マスク氏は、ホワイトハウスの南庭を歩きながら「DOGE」と書かれたシャツを披露した(Oliver Contreras/AFP via Getty Images)

DOGE 連邦支出削減で成果も 毎日のように職員に殺害の脅迫

特別政府職員として政府効率化省(DOGE)に関与している実業家イーロン・マスク氏は、連邦支出の無駄や不正を排除する同機関の活動を巡り、DOGE職員が日々殺害予告を受けている実態を明らかにした。マスク氏は3月24日、ホワイトハウスで行われた閣議に出席し、発言した。

「DOGEのチームは、毎日のように殺害の脅迫を受けている。彼らはただ、アメリカの納税者と国民のために正しいことをしようとしているだけだ」とマスク氏は語った。

マスク氏は以前から、急増する国家債務とそれに伴う利払いの拡大が将来の財政に深刻な影響を与えると警告しており、赤字削減と歳出抑制の必要性を強調してきた。2月末のFOXニュースのインタビューでは、「財政赤字を解決しなければ、我々は借金返済に追われるだけの国になる。医療も社会保障も維持できなくなる」と訴えている。

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