石破首相が中韓外相と面会 浮かび上がる日米「対中政策」の差異
石破茂首相が21日に中国の王毅外相、韓国の趙兌烈外相と会談し、未来志向の協力関係を築く意向を示した一方で、アメリカではルビオ国務長官がトランプ新政権の方針の下、中国共産党政権に対し厳しい姿勢を取り続けている。この日米両国の対中姿勢には明確なコントラストが見られる。
石破首相は三者会談で、「隣国ならではの難しい問題も時に発生するが、国益に基づく現実的な外交により、諸懸案を含めて対話し、未来志向の協力関係を築いていきたい」と述べた。特に少子高齢化や災害対応など共通課題への取り組みを強調し、地域全体の平和と繁栄を目指す姿勢を示した。
しかしながら、現在日中間には、尖閣諸島問題や中国共産党軍による日本周辺での軍事活動、経済摩擦など、数え上げればきりがないほどの問題がある。今回は三者の会談であるため、日中間で懸念される具体的な問題には触れなかったと言えるが、この「対話重視」のアプローチは、中国との関係改善を模索する日本政府の慎重な姿勢を反映している。
関連記事
上野動物園で飼育されてきた双子のジャイアントパンダが1月27日、中国へ返還される。約50年ぶりに日本からパンダが姿を消す一方、「友好の象徴」とされてきたパンダ外交の実像や、高額な飼育コストの現実に改めて注目が集まっている
16日、片山財務相は会見で高市総理の衆院解散意向を受け、サナエノミクスの正当性を強調。進行する円安には日米連携で断固対応する姿勢を示し、予算成立遅れへの懸念に対し「最善の努力」を行うと述べた
韓国の最新世論調査で、外国首脳の中で日本の高市首相が好感度1位を記録。過去の日本の首相と比べても異例の22%に達しており、特に保守層や若年層の対日感情に変化の兆しが見える
高市総理とメローニ伊首相は会談を行い、日伊関係を「特別な戦略的パートナーシップ」へ格上げすることで合意。次期戦闘機開発の進展や経済安保、宇宙分野での連携強化を盛り込んだ共同声明の要旨を伝える
日伊160周年、両首脳は「特別戦略的パートナーシップ」格上げに合意。メローニ首相は「がんばる」精神で両国が限界を超え、歴史の主役となる決意を表明。安保・経済協力は強固な絆で結ばれた