米国防次官候補の承認公聴会 米国の安全保障戦略はどう変わるのか?
トランプ大統領が国防政策担当の国防次官に指名したエルブリッジ・コルビー氏は、3月4日に行われた上院承認公聴会で、米国の対外紛争への関与や各地域における戦略について厳しい質疑を受けた。
コルビー氏は過去20年間、政府内外で外交政策や国家安全保障の分野に携わり、米国の安全保障戦略の優先順位をより明確にすべきだと主張してきた。特に、欧州や中東よりも、共産主義国家である中国との戦略的競争に備えるべきだと主張している。
上院軍事委員会の公聴会で、コルビー氏は「米国はもはや軍事的に圧倒的な勢力ではなく、冷戦終結後のソ連崩壊時のような一極支配の中心にもない」と述べた。
関連記事
イランがホルムズ海峡の「厳格な軍事監視」再開を宣言。米国の海上封鎖への対抗措置として、通航タンカーへの発砲も報告された。トランプ米大統領による停戦延長の不透明感も相まって、緊迫した情勢が続いている
トランプ氏は、「米国は、我が国の偉大なB-2爆撃機によって生成されたすべての核の『塵』を受け取る。いかなる形でも、金銭の授受は行われない」と述べた
近年、米軍は中共を戦略目標に据え、自らの実力を強化しつつある。15日、米軍の高級将官が議会公聴会で、米国の敵対国の中で最も注目すべきは中共だと明確に指摘している。
ダン・ケイン米統合参謀本部議長はイランへの支援を試みるいかなる船舶も追跡すると表明。イラン産石油を輸送する「影の船団」も対象に含まれ、封鎖に従わない場合は武力を行使すると述べた。
トランプ政権はGMやフォードといった自動車大手、さらにGEエアロスペースのような産業界の大手企業に対し、自動車の組み立てラインを武器・弾薬の生産に転換する準備を整えるよう要請を行っている。