tsmcロゴ(Shutterstock)

台湾TSMC 米国への投資を15兆円拡大 総額約25兆円に

台湾の半導体大手・台湾積体電路製造(TSMC)は、米国での半導体製造能力を強化するため、新たに1,000億ドル(約15兆円)の追加投資を行うと発表した。これにより、TSMCの米国における総投資額は1,650億ドル(約25兆円)に達する見込みだ。ドナルド・トランプ米大統領は3日、TSMCの魏哲家(C.C. Wei)最高経営責任者(CEO)とともにホワイトハウスで記者会見を開き、同計画について説明した。

TSMCは現在、アリゾナ州フェニックスで進めている650億ドル規模の半導体製造プロジェクトを基盤とし、新たに3つの半導体工場(ファブ)と2つの先端パッケージング施設、さらに大規模な研究開発センターを建設する計画を明らかにした。この投資は、米国における単一の外国直接投資としては過去最大規模となる。

魏CEOは、「2020年にトランプ大統領のビジョンと支援のもと、米国での先端半導体製造の確立を目指し始めた。このビジョンは今、現実となった」と述べ、「AIが私たちの日常生活を変革しつつある中で、半導体技術が新たな能力と応用の基盤となっている。アリゾナでの最初の工場の成功、政府の支援、顧客との強固なパートナーシップを背景に、米国での半導体製造投資をさらに拡大する」と語った。

▶ 続きを読む
関連記事
Googleの広報担当者は12日、エポックタイムズに対し、同社が「SpaceXおよびその他の関係者と、将来の宇宙AIコンピューティングセンター構築に向けた『サンキャッチャー』計画の衛星打ち上げについて協議を続けている」と明らかにした。
上院で承認された第17代FRB議長、ケビン・ウォーシュ氏の就任と今後の展望を解説。AIブームによる利下げを支持する同氏が、再燃するインフレや雇用不安、政治的独立性という難題にどう挑むのかを詳報
12日、トランプ米大統領がFRB議長に指名したケビン・ウォーシュ氏は、上院の採決でFRB理事に承認された
AIやデータセンター、そして都市部での電力需要が急増するなか、米国は1兆ドルという巨額を投じて送電網の立て直しを急いでいる。しかし、老朽化のスピードと需要の拡大があまりに速く、この「再構築レース」で後手に回っているのが実情だ
破産件数は増加傾向にあるものの、雇用や企業活動などの他の経済指標は、まちまち、あるいは肯定的な兆しを見せている