国会議事堂(Photo by KAZUHIRO NOGI/AFP via Getty Images)

政府 海外企業による対日投資規制を強化へ 中共念頭に

政府が海外企業による対日投資について、安全保障上のリスクを低減するための事前審査制度の対象拡大を進める方針を発表した。外国政府の情報収集に協力する恐れがある企業について、安全保障上重要な業種への投資前に国への届け出を義務付ける。この規制強化は、特に中国共産党(中共)による情報流出への懸念を背景としている。

日本の外資規制(外国人株式保有制限)は外国為替及び外国貿易法(外為法)と個別業法に基づいている。

外為法では、外国投資家が非上場会社の株式等を取得する場合及び上場会社の株式の取得で出資比率が 10%以上となる場合等に、事前届出又は事後報告義務を課している。リスクが認められた場合、政府はその投資を制限、または中止させる権限を有している。

▶ 続きを読む
関連記事
国際金価格は年初来では約3割下落しており、先行きについては投資家や専門家の間で見方が分かれている
経団連の筒井義信会長は7月6日の記者会見で、中国が日本の企業・団体に対する輸出規制を強化したことについて「極めて遺憾」と述べ、措置の撤回を求めたいとの考えを示した
日本の衣料品・繊維製品輸入に占める中国の割合が31年ぶりの低水準となった。人件費の上昇や地政学的リスクを背景に、ユニクロのサプライヤーなど日本企業は生産拠点を東南アジアへ移している
2025年度の国の税収が、初めて80兆円を突破し、84.2兆円程度に達する見通しとなった。税収が過去最高を更新するのは6年連続である。
AI導入によるコスト削減を期待して人員削減を断行した企業が、今、人間中心の体制へと舵を切っている。現場のコスト増と品質低下に直面した企業が語る、「人」の価値とAI活用の本質とは。その教訓に迫る