2023年12月15日、中国江蘇省東部の連雲港港の石炭ターミナルで船から石炭が降ろされている。(STR /AFP via Getty Images)

アメリカを弱体化させる気候変動規制 中共は規制を回避し成長を続ける

堅固な軍事力の維持には強い経済基盤が必要である。そして、強い経済基盤を支えるためには、経済的にも科学的にも合理的な規制が求められる。しかし、多くの政策立案者は科学的にも経済的にも合理性を欠いた合理性を欠いた、イデオロギー色の強い極端な規制案に傾倒しており、これが経済や軍事に悪影響を及ぼしている。

こうした問題は、2024年11月11日から22日にアゼルバイジャンのバクーで開催された国連気候変動会議(COP29)で顕在化した。この会議やパリ協定の前提は、人為的な気候変動が人類の存続にとって脅威であり、規制や技術革新によってその影響を緩和し、逆転させることが可能であるというものである。

これらの主張を推進する人々は、発展途上国が「古くて汚い従来型技術」ではなく、いわゆる「グリーンテクノロジー」を使用して発展を続けられるように、より発展した国々が数千億ドル、場合によっては数兆ドルを支援する責務があると主張している。

▶ 続きを読む
関連記事
ルビオ国務長官はICCの赤根智子所長らを制裁対象に指定した。ルビオ氏は声明で、ICCを「腐敗し、致命的に政治化した超国家的裁判所」と批判している。ルビオ国務長官がなぜICCを批判したのかを大紀元の視点で読み解く
『論語』学而篇の「礼の用は和を貴しとなす」を解説。真の「和」とは単に波風を立てないことではなく、違いを認め合い秩序を保つこと。「礼」を通じて多様な人々が共生し、徳を社会に実践する本質に迫ります
中露朝の軍事的連携や対日攻勢が激化する東アジア情勢。崩壊しつつあるインド太平洋戦略と強硬姿勢を強める中国の狙いとは何か。その背景にある中国国内の経済減速と富裕層流出の危機から真相を読み解く
中国共産党(中共)中央テレビのドキュメンタリー『江沢民』は、1999年7月20日前後に起きた出来事が、人々が想 […]
憲法や法律などの制度は、地盤の上に建つ「家」にすぎない。社会を真に支える「地盤」とは一体何なのか。制度の形骸化が進む現代において、私たちが足元の道徳的習慣をいかに築き直すべきかを問いかけるシリーズ最終篇