この開発により、建設段階で600人の雇用が創出され、採掘と精錬作業が開始されると350人の継続的な雇用が創出される予定だ。
豪政府、アラフラ・レアアース社に2億豪ドルを投資 希土類供給網の強化へ
オーストラリア政府の国家復興基金公社(NRFC)は、アラフラ・レアアース社に対し、2億豪ドル(約180億円)の投資を発表した。この資金は、アリススプリングス北部135kmに位置するノーランズプロジェクトの希土類鉱山および処理施設の開発を支援するものである。
ノーランズプロジェクトは、建設段階で600人、操業開始後には350人の継続的な雇用を創出する。また、ノーザンテリトリーの先住民コミュニティ(ファーストネーション)に、雇用やトレーニング、ビジネスパートナーシップの機会を提供することも目的としている。
産業科学相のエド・フーシック氏は、「150億豪ドル(約1兆3000億円)の国家復興基金は、オーストラリアの未来を築く取り組みである」と述べ、過去8週間で3億6000万豪ドル(約324億円)の投資を実現したことを強調した。
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