2024年5月14日、米通商代表部のダイ・チー氏が記者会見で記者の質問に答えた(Win McNamee/Getty Images)

50%を超えるシェア バイデン政権が貿易調査で中国の不公正な造船業支配を指摘

3名の情報筋によると、バイデン政権は数か月にわたる貿易調査の結果、中国共産党(中共)政府が不公正な手段を用いて、世界の海運、物流、造船業を支配していると結論づけた。この調査報告は、バイデン大統領が退任する前に公表される見通しで、次期政権が中共の不公正な貿易政策に対抗するための指針となるとみられている。

ロイター通信によれば、2024年4月、アメリカ通商代表部のタイ・カイ代表が、アメリカ鋼鉄労働者連合会など5つの労働組合の要請を受け、1974年貿易法301条に基づく調査を開始した。この条項は、不公正または不合理な貿易を行う国に制裁を課すことを可能にするものだ。

調査では、中共政府が補助金、外国企業への貿易障壁、技術移転の強要、知的財産権の窃取、政府調達政策を通じて、造船業や海運業で競争優位を得ていることが明らかになった。また、中国の労働コストが意図的に低く抑えられている点も問題視されている。

▶ 続きを読む
関連記事
米国のスコット・ベッセント財務長官は27日に開かれた会議で、米国の子どもを対象とする投資制度「トランプ口座(Trump Account)」の正式な開始について、「政府の歴史上、最も成功した立ち上げ事業だ」と述べた。
イーロン・マスク氏は最近、人工知能(AI)データセンターの膨大な電力需要に対応するため、フロリダ州に本社を置くエネルギー会社を約10億ドルで買収した。
世界有数の先端AI半導体製造大手、台湾積体電路製造(TSMC)は7月16日、米アリゾナ州に1千億ドルを追加投資すると表明した。半導体製造業の米国回帰を強力に推進してきたトランプ大統領にとって、間違いなく朗報である。米商務省はTSMCのこの動きを歓迎した。
米6月のCPIは前月比0.4%低下し、2020年4月以来最大の下げ幅となった。インフレ鈍化でFRBの利上げ観測は後退したが、イラン情勢と原油価格の上昇が先行きの不透明要因となっている
米司法省は、アリババと米決済子会社が違法薬品の流入防止を怠ったとして、総額6億ドルで和解したと発表。約8万件の違法取引を防げず、管理体制の不備が問題視された