心と体の状態をリアルタイムで把握し、健康管理に役立つ可能性が注目されている(Shutterstock)

注目度が低いHRV、その価値と測定の重要性

多くの人は心拍数の測り方を知っていますが、健康状態をさらに詳しく知る鍵となる「心拍変動(HRV)」を測っている人はほとんどいません。かつては代替医療の一部と見なされていたHRVですが、慢性疾患が世界中で増加する中、いまや身体と心の健康を測る重要な指標として注目を集めています。

「心拍変動は、うつ病や不安障害、PTSDなどの治療にも役立つと考えられるようになっています」と、神経心理学者でHRVの研究者であるJ.P.ギンズバーグ氏は、エポックタイムズのインタビューで語っています。「以前はほとんど知られていないマイナーな存在でしたが、現在では研究も盛んになり、大規模な研究や臨床現場で活用されています」

HRVは、身体と心の状態をリアルタイムで把握できる可能性を秘めており、近い将来、誰もが活用する健康ツールになるかもしれません。

▶ 続きを読む
関連記事
「なんとなく疲れが取れない」その原因、スクリーンかもしれません。研究データと専門家の声から、無理なく続けられるデジタルデトックスの考え方と、心と睡眠を整える現実的なヒントを解説します。
抗うつ薬は本当に「脳の不調」を治しているのか。元FDA医師が、化学的不均衡説の限界と長期投薬のリスクを指摘し、うつ病治療を根本から見直す必要性を訴えます。
なぜ私たちは、気づかぬうちにネガティブ思考の渦に飲み込まれてしまうのか。脳科学と最新研究から「絶望のループ」の正体をひもとき、抜け出すための具体的なヒントを探ります。
同じ「過食」でも理由によってGLP-1薬の効き方は大きく変わる――外部刺激型は効果大、感情型は伸び悩む最新研究の驚きの結果とは。減量成功に欠かせない心理面のサポートや依存との関係まで深掘りします。
ホメオパシーは、うつを単なる「化学的不調」ではなく心身全体のバランスの乱れとして捉え、個々に合ったレメディーで内側から整えていく療法です。悲嘆、無気力、季節性感情障害など多様なタイプに寄り添います。