食事や運動、睡眠の質を改善し、健康寿命を延ばそう(Shutterstock)

慢性炎症が老化を早める仕組みとその対策

年齢を重ねるにつれて、体は「炎症性老化」と呼ばれる、軽度な慢性炎症の状態に陥ることがあります。この炎症は老化を加速させ、心疾患や糖尿病、認知症など、加齢に伴う病気のリスクを高めてしまいます。

「炎症性老化」という言葉は、「炎症(inflammation)」と「老化(aging)」を組み合わせた造語です。この状態が進むと、寿命が短くなるだけでなく、健康を損なうことで生活の質も大きく低下してしまいます。でも、最近の研究では、ちょっとした生活習慣を見直すだけで炎症性老化を抑えられる可能性があることが分かっています。たとえば、質の良いタンパク質を食事に取り入れることや、十分な睡眠を確保する、日光を浴びる、1日の目標歩数を達成するなど、どれも実践しやすい方法です。

炎症の原因をしっかり理解し、それを防ぐための対策を取ることで、充実したシニアライフを送れるかどうかが変わってきます。

▶ 続きを読む
関連記事
突然こみ上げる胸やけや喉の不快感。温かい水や指圧など、身近な工夫で酸逆流を和らげられることがあります。
食事を抜くなら朝か夜か。同じ食事でも、食べる時間で血糖や代謝への影響が変わる可能性があります。鍵は「体内時計」にあります
視力や聴力、平衡感覚の衰えを、ただの老化だと思っていませんか。感覚の変化は、体の深い不調を知らせる早いサインかもしれません。
椅子からスムーズに立ち上がれますか。その何気ない動作の変化が、将来の関節の健康や生活の質、心の状態を映し出すサインかもしれません。誰でもできる簡単なチェックと、今から始めたい予防法を紹介します。
40歳以降に気になりやすい体臭は、加齢だけでなく、代謝や循環、ストレス、食生活の乱れとも関係する可能性があります。中医学の体質別に原因と対策を紹介します。