11月11日夜、珠海市で車が歩行者の群衆に突っ込み、少なくとも35人が死亡、43人が負傷した (ビデオのスクリーンショット)

中国珠海市で発生した無差別轢殺事件の加害者に死刑判決 超スピード判決に疑問の声も

11月11日、珠海市で人々に車が突っ込むという重大な事故が発生し、多くの死傷者が出た。12月27日、加害者の樊維秋(はん・いしゅう)(62歳)が死刑判決を受け、注目を集めている。

官営メディアの新華社によると、12月27日に珠海市中級人民法院(以後、珠海市法院)はこの事件を公開審理し、同日に判決を下した。樊維秋は公共の安全を危険な方法で害した罪により死刑が言い渡され、政治的権利は終身剥奪された。

珠海市法院は、樊維秋が「婚姻の破綻や生活の不満、離婚時の財産分割に対する不満から、私怨を晴らすために人混みに車で突っ込むことを決意した」と述べた。「その犯罪動機は極めて卑劣で、犯罪の性質は非常に悪質、手段は特に残忍で、結果は特に深刻であり、社会に対する危害は非常に大きい」とし、死刑判決を下した。

▶ 続きを読む
関連記事
中国・広西で洪水により養殖場が破壊され、約900匹のヘビが逃走。コブラ流出の懸念も広がり、住民の咬傷被害が発生、1人が死亡。産業への影響も懸念されている
中国広西で豪雨とダム決壊により大規模洪水が発生。貴港市の学校では1万人超の教職員と学生が孤立し、物資不足や避難遅れが深刻化。毒蛇流入の報告もあり、救助体制の不備が浮き彫りとなっている
中国当局が今度は「ダンス配信」まで規制。服装やダンスの動き、投げ銭の仕組みまで管理対象に。「健全化」の名目で、ネット統制は娯楽分野にも広がっている
中国各地で豪雨被害が拡大。広西ではダム決壊で村が孤立し、湖北では竜巻や強風により死傷者が出ている。62河川が警戒水位を超えた
北京中心部で小型機が高層ビル「中国尊」に衝突し死傷者が発生。当局は全国のゼネラルアビエーション運航を停止し、厳格な管理と調査を進めている