ベトナムへの初の防衛装備品移転を発表 中谷防衛相
中谷元・防衛相は24日の記者会見で、ベトナムに対する初めての防衛装備品移転が完了したことを発表した。
2021年9月、日本とベトナムは「日越防衛装備品・技術移転協定」を締結。これにより、日本はベトナムに防衛機器や技術を移転できるようになった。今回の移転は、同協定に基づいて行われ、具体的には、陸上自衛隊の中古資材運搬車(非タイヤでベルト状の履帯式)2台がベトナムに譲渡された。
中谷防衛相はこの移転の意義について、「ベトナムとの防衛協力・交流の推進は、インド太平洋地域の平和と安定に重要で、国防当局間の関係強化にも資する」と強調した。
関連記事
小泉進次郎防衛相とヘグセス米国防長官は10月28日、フィリピン中部セブで会談し、複数の分野での協力強化で一致した
日米共同統合演習「キーン・ソード27」が過去最大規模で実施。南西諸島に対艦ミサイルや長射程火力を展開し、宇宙・サイバー領域を含む全領域での連携強化を図る
元海上自衛隊幹部の山本勝也氏は20日、日本は米国と同盟関係にあるものの、中国(中共)が日本の沿岸領土で展開する「グレーゾーン」戦術への対応は、日本が主導しなければならないと述べた。
中共軍の無人機2機が10月19日、沖縄本島と宮古島の間を通過した。同区間の無人機通過の公表は今年度初。16~18日には艦艇7隻も通航し、20日も有人機の飛行が相次いだ。小泉防衛相は無人機への対応の必要性を強調した
2026年度上半期の空自の緊急発進は442回で、前年同期比約67%増。中共機への対応が285回と最多を占める一方、ロシア機への対応は152回と約2.6倍に増えた。北部・西部でも対応が大幅に増加した