習近平 中共軍部で影響力低下 四中全会で退陣の可能性も
中国共産党内の権力闘争が新たな局面を迎え、張又俠(ちょう ゆうきょう)が主導する軍隊の粛清が中心的な動きとなった。習近平の軍権弱体化と、四中全会での退陣の可能性が浮上している。この動向は中国政治の未来に大きな影響を及ぼす可能性がある。
11月28日、中国国防部は、中央軍事委員会の委員で政治工作部主任の苗華(びょう か)が「重大な規律違反」の疑いで取調べ中であると発表した。また、信頼できる情報によると、武警総司令の王春寧上将も逮捕されたという。軍事専門家の分析によれば、今回の軍内粛清は軍の副主席張又俠が主導しており、習近平の重要な側近を失脚させることで、習近平の軍権を形骸化し、軍事委員会を再編成し、中国共産党第20期四中全会で習近平を退陣に追い込むことが目的とされている。
テレビプロデューサーの李軍氏は新唐人の『菁英論壇』番組で、苗華が中央軍事委員会の規律検査委員会に連行され、取調べを受けていること、また信頼できる情報によれば武警司令の王春寧も逮捕されたと述べた。この情報が事実であれば、習近平はすでに軍権を失っていると断言できる。
関連記事
中国による突然の「対日批判」。現代の中国で起きている政治家たちの権力争いや失脚の裏側を、毛沢東時代の「文化大革命」の歴史と重ね合わせながら浮き彫りにする
米議会で提出された、チベットでのジェノサイド認定を求める超党派法案と、トランプ氏によるジミー・ライ救出への意欲を報じる。中国の弾圧に対し、米国が人権と経済の両面からどう対峙すべきかを問う解説記事
解説 定期的に、大衆は新たな微生物の脅威に直面する。そのパターンは常に一定だ。悲劇的な死や集団感染が発生すると […]
ヴィクター・デイヴィス・ハンソン氏がイラン情勢の終焉を鋭く分析。米国の軍事的優位と経済封鎖に対し、窮地のイランが取る生存戦略とは。中間選挙を控えたトランプ政権の思惑と、激化する膠着状態の結末を予測する
中国が進める「軍民融合」の実態を解説。商船をミサイル艦へ転換する「中大79」や、戦車を輸送する大型フェリー、さらに「海上民兵」という民間を装う準軍事組織の脅威など、偽装される海上戦略の深層に迫る