中国・北京-2月13日:2020年2月13日、中国・北京のビジネス街のラッシュアワー、霧と汚染の中、CCTVビルの近くを通り過ぎる防護マスク姿の中国人男性。世界保健機関(WHO)は世界的な公衆衛生上の緊急事態を宣言した。中国は肺炎のようなこの病気の蔓延を食い止めるため、武漢市を封鎖した。前例のない動きとして、中国当局はウイルスの震源地である武漢市への渡航制限を維持し、場合によっては強化した。木曜日、中国国内でウイルスにより死亡した人の数は1300人を超え、そのほとんどが湖北省である。世界保健機関(WHO)は各国政府に警戒態勢をとるよう警告し、世界中の空港でスクリーニングが強化されている。米国を含むいくつかの国は、中国人旅行者の入国を制限し、自国民に中国への渡航を控えるよう勧告している。(写真:Kevin Frayer/Getty Images)

北京で濃霧の黄色警報が連続発令 中共は隠蔽

最近、北京では重度の汚染によるスモッグが続き、視界が非常に悪化している。そのため、一部の航空便が、遅延またはキャンセルされている。

しかし、中共(中国共産党)当局はこの情報を隠蔽し、11月3日には市民の健康を無視して、3万人規模のマラソンを強行し、厳しい批判を受けた。

10月30日午後から11月3日まで、北京地域は連日スモッグに覆われ、一部の地域では昼間の視界が500メートルを下回り、特に悪化した場所では200メートルを切ることもあった。

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