中国のハッキングは「最大の国家サイバー脅威」、カナダ当局が懸念
[オタワ 30日 ロイター] – カナダ通信安全保障局(CSE)は30日に公表した脅威評価で、中国のハッキング活動がカナダにとって最も活発なサイバー脅威と指摘した。
また、ロシアがサイバー計画を通じてカナダとその同盟国に対抗し、不安定化を図ろうとしているとも述べ、イランも脅威として挙げた。
トルドー首相は4月、中国が過去2回のカナダ選挙に干渉しようとしたと発言。中国はこうした非難を常に否定しており、両国の関係は冷え込んでいる。
CSEの報告は「中国の広範かつ攻撃的なサイバー計画は現在、カナダに対する最も高度で活発な国家サイバー脅威となっている」と指摘。中国のハッキングはスパイ活動、知的財産の窃盗、悪意ある影響、国境を越えた抑圧など、高度な政治的・商業的目的に貢献しているとし、中国サイバープログラムの規模、技術、野心は「他に類を見ない」と懸念した。
カナダの情報機関である安全情報局(CSIS)は5月、中国による執拗な選挙介入はカナダの民主主義を損なう恐れがあると指摘していた。
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