イスラエル軍は1日、イランがイスラエルに向けてミサイルを発射したと発表した。レバノン南部のティルスから同日撮影(2024年 ロイター/Aziz Taher)

イラン、ミサイル攻撃 約180発 イスラエルは報復示唆

[エルサレム/ベイルート/ドバイ/ワシントン 1日 ロイター] – イスラエル軍は1日、イランがイスラエルに向けてミサイルを発射したと発表した。180発超のミサイルが国内に向け発射された。イスラエルは、イランの攻撃が「重大な結果をもたらす」として、報復を示唆した。

イラン革命防衛隊は国営テレビを通じ、イスラエルに向けミサイルを発射したと発表。レバノンの親イラン派武装組織ヒズボラに対するイスラエルの軍事行動への報復攻撃とみられる。イスラエルが報復に出れば、イランの対応は「より壊滅的で破滅的なもの」になると警告した。

イラン国営通信社によると、イランはイスラエルの軍事基地3カ所を標的にした。イラン革命防衛隊は声明で、発射したミサイルの90%が目標に到達したとしている。

▶ 続きを読む
関連記事
ロシア製攻撃ヘリ「Mi-28NE」の受領により軍備を増強するイラン。国内外で緊張が高まっており、対米関係の悪化や国内での大規模な反政府デモ、人権問題が深刻化している
トランプ大統領がイランへの軍事攻撃を検討する中、米空母打撃群が中東に到着した。対するイランは1千機の新型ドローンを配備。安価な大量の無人機による「飽和攻撃」が米艦隊の脅威となる緊迫の情勢を追う
イラン政権が1979年以来の脆弱な局面を迎えている。国内で続く抗議デモへの武力弾圧が激化する中、米軍は空母打撃群を中東に派遣。トランプ大統領が交渉の可能性に触れる一方、即応体制による軍事的緊張も高まる
米国海軍の空母「エイブラハム・リンカーン」打撃群が、1月25日夜に中東地域に到着した。一方で、イランの最高指導者ハメネイ師が緊急にテヘランの地下シェルターへ避難したとの情報もある
イラン当局による抗議デモ弾圧をめぐり、中国共産党政権が通信遮断技術を提供したとの疑惑が浮上している。ロシアの軍事専門家は、中共製装備がネットや通信端末を封鎖・追跡し、治安部隊の鎮圧を支援した可能性を指摘している