【菁英論壇】中国 富裕層の70%が移民 残るのは貧困と無知だけ
今年の中秋節、中国の月餅売上は過去数十年で最低を記録した。同時に、経済の下降傾向と政治の不透明感が原因で、富裕層の約70%が移民を計画していると報道された。この記事では、中秋節の販売不振の詳細と、富裕層が直面する経済環境の変化に焦点を当てて解説する。
中秋節(今年は9月17日)は中国にとって重要な消費シーズンであり、家族と共に団らんを楽しむ時期だが、今年の状況は楽観できない。企業は損失を抱え、政府の収入は減少し、失業率は上昇し、月餅の販売も大幅に減少した。中国経済は下降局面に入り、一般市民の生活は特に厳しいものとなっている。研究によれば、中国の富裕層の70%がすでに移民しているか、移民を計画している。
テレビプロデューサーの李軍氏は、新唐人の『菁英論壇』番組で、今年の中秋節月餅の販売が過去20〜30年で最も冷え込んでいると述べた。消費財小売監視機関の統計によれば、今年の中秋節前の1ヶ月間、月餅の販売額は前年同期比で45%減少し、非常に厳しい状況だ。その中で、ビジネスギフト用の月餅の販売は全滅し、メディアはその惨敗を報じている。例年、多くの企業が月餅を団体購入して顧客に贈るが、今年はほとんどそのようなことはなかった。しかし、10元以下の月餅、特に1元の月餅の販売は36%増加しており、人気を集めている。
関連記事
中共当局による突然の公演中止にもかかわらず、浜崎あゆみは無観客の上海会場でフルステージを完遂。毅然とした姿勢が中国内外で称賛を集め、政治的圧力を上回る“完勝”を果たした
三年もの間、民の課役をゆるし倹約を貫いた仁徳帝。民の竈の煙に安らぎを見いだしたその御心は、豊かさの本質を問い直す今の日本にも静かに響いている
浜崎あゆみの上海公演が中共の意向で急遽中止。しかし彼女は観客なしで本番同様のライブを完遂し、世界から称賛を集めた。中共は虚偽説明で一時しのぎのごまかしを図るも、浜崎の冷静な対応が評価を高めた
中国共産党軍は日本を恫喝するも、その実態は装備・組織面で脆弱。日中が衝突すれば、中国側の実力不足が露わとなり、宣伝とは逆に軍の限界が明確にされる状況にある
中共軍は軍事的示威を強める一方で、実戦能力や装備面での課題が多数露呈。日本の防衛態勢と比較し、その脆弱性が浮き彫りになっている