中共内部で国防大臣の地位が低下 習近平が軍事クーデターを警戒している?
中国共産党(中共)の内部で国防大臣の地位が低下している現状において、習近平が軍事クーデターを警戒していることが指摘されており、その背景には軍と政治の間にある緊張が見えている。
ロケット軍による一連の事件をきっかけに、中共は国防大臣の政治的地位をこれまでにないほど低下させている。現在の国防大臣である董軍氏は、前任者が務めていた中央軍事委員会や国務院のメンバーとしての地位に就いていない。アメリカの軍事分析家たちは、習近平は軍氏が反体制派と結託し、自身の権力を脅かすことを懸念しているため、意図的に軍の地位を下げ、忠実な実行者にしようとしていると分析する。
2024年6月2日にシンガポールで開催された第21回シャングリラ対話サミットにおいて、中共の国防大臣である董軍氏が出席したことは、中共軍の指導体制に起こっている変化を示すものである。この会合を受けて、中共の国防大臣の政治的地位が低下しているという報道が世界的に注目を集めている。
関連記事
「引退しても逃げられない」 中国共産党政権では近年、退職から18年を経た高官を摘発する事例も出ている。米紙は、習近平の反腐敗運動が汚職摘発から「忠誠心を試す粛清」へ変質していると報じている
中国当局が昆明で米国籍のミャンマー人学者を拘束。米大使館は渡航リスクを連日警告し、恣意的拘束や出国制限、二重国籍不認可による領事支援の制約に注意を呼びかけた
中国共産党の重要会議で「習近平党建思想」を初めて明示。一方で幹部の発言構成や役割分担に「異例」との指摘も。党内の力学変化をめぐり観測が広がっている
トランプ氏の発言に翻弄され、平壌へ駆けつけた習近平。その裏には、北朝鮮の核暴走が招く「日本の核武装」への強い恐怖があった。さらに原潜建造に動く韓国には沈黙せざるを得ない、中国の脆い外交実態を暴く
EUの情報機関は、中国がロシア軍兵士数百人を国内で訓練し、一部がウクライナ侵攻の前線に投入されたと確認した。ドローンや電子戦などが含まれ、EUは15日の外相会議で議題とする見通し