中国の指導者たちは、自分たちがどんな問題に直面しても、西側の競争相手が抱える問題が深刻化し、最終的に彼らが敗北し分裂するだろうと信じている。写真は中国・北京のラッシュアワーの交差点で、移動販売車からスナックを買う女性。(Photo by Kevin Frayer/Getty Images)
共産主義の外皮に隠された真実

【プレミアム】停滞する中国経済、習近平が「東昇西降」に揺るぎない自信を持つ理由とは?

中国の指導者たちは、自分たちがどんな問題に直面しても、西側の競争相手が抱える問題が深刻化し、最終的に西側の彼らが敗北し分裂するだろうと信じている。

中国経済の成長が鈍化し、人口が減少し高齢化が進んでいるにもかかわらず、中国共産党(中共)の党首、習近平は自信を持ち続けている。彼は、西側の競争相手を凌駕する正しいロードマップを持っていると信じているという。

習近平は「東昇西降」(東は上がり、西は下がる)というスローガンを掲げたが、これは時期尚早の結論であった可能性がある。

▶ 続きを読む
関連記事
台湾の著名司会者・蔡康永氏が民進党候補の選挙集会に出席したことで、中国での広告やインタビュー記事、番組が相次いで削除された。元産経台北支局長矢板明夫氏は、中国で稼ぐことは「悪魔から小遣いをもらうようなものだ」と指摘
中国共産党がチベットでドローンや顔認識、AIを組み合わせた監視体制を拡大している。法輪功学習者への監視や、生体認証・予測型警務、海外への統治手法の広がりも報告されている
習近平の健康状態をめぐり再び注目が集まっている。米メディアは、訪米時に中国側が5時間の休憩時間や専用休憩室を求め、歩行距離や立っていられる時間まで考慮して日程を組んだと報じた
習近平の9月の訪米で、中国側がホワイトハウス内の専用休憩室を要請し、日程には約5時間の空きが設けられたと米紙が報道。健康状態への関心が再び高まっている
中国共産党では第21回党大会に向けた人事が動き始めている。高級幹部の高齢化と世代の断層を背景に、1970年代生まれの幹部が中央委員会にどこまで進出するのか。習近平体制の人事と有力候補を分析