イスラエル軍は21日、これまで兵役が免除されてきた超正統派ユダヤ教徒の神学生1000人に召集令状を送付した。資料写真、16日、ブネイブラクで撮影(2024年 ロイター/Ammar Awad)

超正統派ユダヤ教神学生1000人に召集令状送付、イスラエル軍

[エルサレム 21日 ロイター] – イスラエル軍は21日、これまで兵役が免除されてきた超正統派ユダヤ教徒の神学生1000人に召集令状を送付した。戦力増強に向けた措置だが、聖職者と世俗国民の間の緊張が一段と高まる可能性がある。

超正統派ユダヤ教徒の神学生を巡っては、最高裁判所が先月、一律で徴兵免除を認めることはできないと判断。これを受け、1948年の建国当時から実施されてきた政策が転換されることになった。

ネタニヤフ政権の2つの宗教政党はこの措置に反発。一部のラビ(ユダヤ教の宗教的指導者)は令状を受け取ったら燃やすよう指示している。

▶ 続きを読む
関連記事
ロシア製攻撃ヘリ「Mi-28NE」の受領により軍備を増強するイラン。国内外で緊張が高まっており、対米関係の悪化や国内での大規模な反政府デモ、人権問題が深刻化している
トランプ大統領がイランへの軍事攻撃を検討する中、米空母打撃群が中東に到着した。対するイランは1千機の新型ドローンを配備。安価な大量の無人機による「飽和攻撃」が米艦隊の脅威となる緊迫の情勢を追う
イラン政権が1979年以来の脆弱な局面を迎えている。国内で続く抗議デモへの武力弾圧が激化する中、米軍は空母打撃群を中東に派遣。トランプ大統領が交渉の可能性に触れる一方、即応体制による軍事的緊張も高まる
米国海軍の空母「エイブラハム・リンカーン」打撃群が、1月25日夜に中東地域に到着した。一方で、イランの最高指導者ハメネイ師が緊急にテヘランの地下シェルターへ避難したとの情報もある
イラン当局による抗議デモ弾圧をめぐり、中国共産党政権が通信遮断技術を提供したとの疑惑が浮上している。ロシアの軍事専門家は、中共製装備がネットや通信端末を封鎖・追跡し、治安部隊の鎮圧を支援した可能性を指摘している